整体を仕事にしたい人相談室

比較対象や手本があまりにもお粗末な整体業界（２）

こんにちは。「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

月々３０～４０万円ぐらいの売上げが当たり前だと思っていると
それ以上に売上げが上向くことはありません。
それ以上の創意工夫をしないからです。

ところが、売上げが１００万円になることが当たり前の環境にいると、
「自分も必ず達成できる！」と真実ことができますし、
常に創意工夫をかさねますので、一定の壁を超えていきます。

さらに、ひとりの施術で月に２００万円を稼ぐ人をみれば、
さらなる高い目標を設定し、そこにたどりつけることができます。

これは、整体業に限らず、どのような世界でも同じです。
「この程度じゃないか」と思えば、その程度にしかならないのです。

そうなんです。
あなたのメンタルに、周囲が与える影響はとても大きいのです。
ですから、あなた自身が、あなたの周囲を良い人で固めなくてはいけません。

では、整体での起業で、どのようなことに気をつければ、
周囲をよい人で固めることができるのでしょうか？

比較対象や手本があまりにもお粗末な整体業界（１）

こんにちは。「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

さて、先日のコラムで、
「その日暮らし経営なのに、気がつきもせずに、
やっと！そこから脱出しようとしている人」
と話して気づいた整体業界の重大な課題があるとお話ししました。

その課題とは、
「経営の比較対象や手本があまりにもお粗末なこと」
です。

どういうことかというと・・・・・

月々３０～４０万円ぐらいの売上げをあげると、
整体業界の仲間内ではトップクラスになってしまうグループでは、
そのような中途半端な方が手本だったります。（こわいことですね）

６０～１００万円の売上げがあるものの、自分自身が体調を崩したり、
たくさんのスタッフを抱え利益がなかったりします。

いずれにしても本末転倒な話ですが、こういう人は珍しくないのです。

逆に・・・・。
私が、たった一人で開業してすぐに月の売上げが１００万円を超え、
年間１，８００万円の売上げを超えたのは事実です。
私の仲間内では、そんな人は特別でもなく、ゴロゴロいます。
そういう成功事例はたくさんあります。
しかし、セミナー会場では「本当なんですか！」と、
いくら説明しても「信じられないぞ！」という人が今だにいます。

こんな”整体業界に生きる人の当たり前”は
私自身には奇異なものでしかありません。

ランニングコストが少ないが故のその日暮らし経営(2)

こんにちは。「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

「大した売上げもなく、利益もでていないのに、
随分とノンビリした生活をしている整体師」
が誕生してしまう理由があります。

その１つが、
「整体院はラニンングコストがほとんどかからないこと」

自宅を改造した整体院ともなると、ランニングコストは、ほぼゼロ！
の可能性もあります。

ですから、１日３人に、ひとり１時間かけて５，０００円の施術をすれば、
１日に１５，０００円の利益が上がってしまう世界です。
何となく店をあけていれば、１ヶ月に２～３０万円の売上げがあるのです。

これはホントにすごいことです。
生活に潤いが少なく、夢を持っていなくても、
何となく「気軽に」生活できてしまうのです。

この状態から抜け出したいという方が、たくさん相談に来ます。
抜け出したいと思っている理由は大きく２つあるようです。

１つは、お子さんが大きくなりはじめて、今の経済状況では
不安になってきはじめる時期を迎えている人。
２つめは、何をしても今の経済状況から脱出できないことを
実感して、突破口がないかと探している人。

その方々と話して、整体院業界の重大な課題に気がついたのでした。
それは、比較対象や手本があまりにもお粗末なことです。
詳しくは、またお話しします。

ランニングコストが少ないが故のその日暮らし経営(1)

こんにちは。「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

整体業を営んでいる方の経営改善相談を承りますと驚くことがありました。
（たくさんあるのですが・・・）

その１つが、
「大した売上げもなく、利益もでていないのに、随分とノンビリしていること」
です。

ひどい言い方をあえてするのでしたら「整体屋さんごっこ」に近い経営状態です。

集患のための努力をするわけでもなく、
商売をしていくための勉強をするわけでもなく、
ただ漠然と店を開いて、
ときどき来店する１日数人（もいればマシな方で）の方に施術をして、
現金を手にして、
そこそこの余暇を楽しみ、
何となく生活しています。

奥さんやお子さんがいらっしゃるのに、
貯金を食いつぶしているならまだしも、
親御さんの援助を受けている人もいるのです。

そのようなことが現実に行われているのにも理由があるのです。

・・・つづく