整体を仕事にしたい人相談室

整体開業物語～なぜ家族に腹を立ててしまうのか

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

さてさて・・・・・あなたは家族と仕事の話しをしたことありますか？

しかも、その話しは、あなたの収入を増減させてしまうほど真剣な話しなのです。

整体師さんとお話しして気が付くのは「家族に仕事が理解されていない」方が多いことです。（整体師さんに限らないことかもしれませんが）

これは、説明能力がないということではなくて、仕事の話しをしていないんですね。
とくに長年、サラリーマンを続けてこられた方は、「家族との真剣な会話に慣れていない」ように見受けられます。

開業において、もっとも身近な味方でいてほしいのは家族だと思います。
しかし、あなたの話し方次第で「家族はもっとも身近な反対者」にもなります。
そして、お金の話しになれば、もっとも乗り越えなくてはならないのが「家族の理解をどう得るか」だったりします。

では、どうすればいのでしょうか？
これを学ぶことは、患者さんへのコミュニケーションを学ぶことにも通じています。
ご興味のある方は、私の相談室に参加なさってみてください。

ヒントを差し上げます。
仕事の話しを家族に相談すると、家族に対して腹をたててしまったり、「おまえは知らないからそう思うんだ！」と憤慨してしまう人が多いようです。

今日の私からの一言
「家族は身近な先生です」
家族とのコミュニケーションであなたのコミュニケーション能力が見えます。

整体開業物語～事業はキレイごとではない

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

「もっと！施術したい！来院者数を増やすにはどうしたらいいんだろう？」

この難問を解決するために相談したのは妻でした。

マーケティングのプロでもなく、事業経験があるわけでもない妻に相談するのは何故なんでしょうか？

それは「施術対象になるお母さんたちの気持ち」を一番知っているのが妻だからです。
実は・・・・・・妻に聞いているのではなくて、ターゲットである「お母さん」にヒアリングをしているのと同じなのです。

たとえば、夏休み期間中にお母さんを呼び込もうとしてもダメです。
お子さんに手がかかってそれどころじゃない。
１日の時間でどの時間があいているのか？曜日は？行きたくなる言葉とは？そういった細かい相手の都合を知ることからはじまるわけです。

人は「自分に都合が良くて、自分の利益になる」と感じれば動いてくれるものです。
私たち整体師の都合ではなく、相手の都合にあわせられるように、理解していきたいものですね。

さてさて・・・・・
「なーーーんだ！家族を仮想ターゲットにして調査して、戦略を考えればいいだけの話し？簡単な話しだね。大したことないよ。」
と思われた方・・・・・・要注意です。

今日の私からの一言
「相手の都合にあわせるためには、相手のことをよく知ること」
あなたから一歩、近寄って、相手の都合を知ることが大事です。

整体開業物語～妻に相談したときのこと

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

「整体院を開業しよう！」となった時、あなたが大切にしなくてはいけないことがいくつかあります。

まず！大事なのは「よい整体学校を選ぶこと」です。
良くも悪くも、整体学校で、学べること、出会える人、将来のビジョンが大きく変わってしまうからです。
それが整体業界の特徴です。


さて、今回は、整体学校以外で大切なことの１つをご紹介しましょう。

「これで開院にむけてまっしぐらに頑張れる！」
自分が選択した整体学校の素晴らしさを実感した時、それは私自身の自信にもつながっていました。
そうなっていくと行動が早くなっていきます。

店舗を借り、徐々に施術所をセットしていきました。
施術ベッドが搬入され、知り合いを招いては施術。

このあたりから、施術に現実味が出て、
技に対する考え方・扱い方が見えはじめました。

何しろ、結果が出やすい整体技術ですから、たくさんの方の笑顔が見られます。
そうなると・・・・たくさんの人を施術したくなる（笑）

残念ながら、私は、7年前に移住してきたばかりで、地縁はほぼゼロ。

子供達が通った幼稚園のコミュニティが唯一といっていいほどの人脈。

「もっと！施術したい！来院者数を増やすにはどうしたらいいんだろう？」

私は家内と作戦会議を開いたわけです。
なぜ家内と会議を開いたかって？

それは、また明日のお話・・・・。


今日の私からの一言
「誰と出会うかで将来は変わる」
たくさんの人と出会いましょう。話しましょう。あなたから会いに行きましょう。それを面倒だと思ってはいけません。

整体開業物語～迷うことが、いつしか「逃げる理由」になってしまった

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

将来に向かってキラキラしていた整体師さんとの出会い。
「あ。この学校で一緒に学びたいな」
という、何の理由もなく、心の底から思った瞬間です。

施術をすることとは、
誰にも助けてもらえない行為。

これから先も・・・・
いつまでたっても終わらない学び。

私自身が動かないことには何も生まれない。

もう考えるのは止めよう。
心のままに行動してみよう。

動いた先には、きっと何かあるはずです。

キャリアカウンセリングの資格を持っていた私は、
企業人事担当、人事コンサルタント、ビジネススクール教授などの
最新の動向に触れる機会に恵まれていました。

驚いたのは、整体技術ばかりではありませんでした。
その整体学校では
「自立した個人」
「会社に頼らず、頼られる人材」
「大学卒はダブルメジャー（専攻を2つ以上もつ）。
キャリアはダブルラダー（２つのはしご＝
キャリアの道を2つ以上もつべき」
といった考え方をしていたのです。

整体師/学校の経営者にとどまらならい
学校の考え方の広さや深さに感動したわけです。


今日の私からの一言
「心が動いたら、行動してみよう」
迷い上手になってはいけません。

整体開業の真実～決断の時をどう引き寄せるのか？迎えるのか？

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

ここから話すことは・・・・

多くの方が考えるであろう、悩みだと思います。

理屈で、頭でわかっていることと、現実が合わないわけです。

どんなことかというと・・・・

学校で学ぶことは、きっかけに過ぎない。
どれほど実践して、血肉になる経験をつむか。
本当にそうだとおもいます。

学んだことで、経験を積み重ねるしかありません。

社会人になりたてのころを思い出します。
実習というカタチで現場に出て、先輩に指導を受けながら、場に慣れ、智恵を蓄えていく。

まるでひな鳥の巣立ちのように、会社での保護者・・・・上司や先輩が一人前になるまで守り育ててくれた。

実習生という名札や腕章をつけていれば「不慣れな点や失敗は多めにみてあげよう」とおもいますから。

カイロ学校を出ても同じ。
ある程度の力量を持つまでは自分の足で歩いてはいけない。

会社員生活が長かったので、学校⇒修行⇒一人前⇒（独立？）というパターンに疑いのキモチはありませんでした。

とくに整体などの療術では、より長い修行が必要なのか、、、、、
しょうがないけど、遅くに独立して
気がついたらもう体が言うことを利かなくなっていた、
自分が施術を受ける立場になっていた
そんなのいやだけど、それしかないのか・・・・・

独立を目指す中年の焦り。
もちろん、現実との妥協の必要性も感じていました。

考えれば、考えるほど、答えがでなくなるわけです。

これは、私の頭の中の妄想でしかありません。

頭の良い方ほど、人生経験が豊富な方ほど、
経験していないことを、シュミレーションするほど
リスクが想像できて一歩も進めません。

何しろ、個人で開業するには、
１）初期投資がかからないこと
２）利幅が大きいこと
３）（技術習得などに）時間がかかりすぎないこと
の３つが「成功の３大条件」であることを知っているからです。
あなたは、そんな悩みの淵に入っていませんか？

解決する方法はただ１つです。

経験した人、それも成功した人に聞いて、真似するのが一番です。

そんな人は、具体的な経営数字までしてくれるでしょう。

今日の私からの一言
「その道の成功者に会いにいきましょう。成功者は何でも教えてくれるはずです。教えてくれない人は成功者ではありません。」
成功への近道の１つです。

整体開業物語～初年度１８００万円になった第一歩はコレ！

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

事実を積み重ねるほど、調べれば調べるほど、考えれば考えるほど、迷いに迷っていくというお話をしました。

理屈を並べてもスタートは切れません。
理屈をこねていても成功はしません。
そういうことがわかっていない頃でした。

そんなとき、思い出しました。

1日セミナーの隣の部屋で学んでいた、先輩の先生のことを・・・・。

まだ２０歳そこそこの女性の吉田先生が私に施術してくれました。
腰にハリがあった私ですが、丁寧に扱ってくれて腰が楽になったことを覚えてます。

それよりもなによりも・・・・・・
その時、吉田先生が入校１０日目だったこと！

そりゃー。もう。ビックリ！
そして吉田さん先生の目はキラキラ輝いていました。

また、セミナーのお昼休みにランチをご一緒させてもらった2人の先輩。
心友といっていいでしょう。
織田先生と加賀谷先生だったんです。

たくさんの整体学校を見学しました。入学もしました。
どの学校にも真面目に学ぶ人はいました。将来のビジョンを持つ人もいました。

ただし、将来の成功に自信を持ってキラキラしていたのは、
その学校で学ぶ人だけだったのです。

ここに１枚の写真があります。

同じ整体学校で学び、事業で成功を成し遂げた仲間と、整体学校の先生が集まったパーティーの様子です。

キラキラ◆生きる。
こんな仲間を得られるか？
事業は、大変なことの連続です。ひとりぼっちで孤独なこともあるでしょう。
家族と共に、支え合う仲間を持つことは成功への第一歩。
それを直感的に感じたのでした。

今日の私からの一言
「キラキラ光っている人とおつきあいしよう」
どんな技術を教えてくれる整体学校か？ということも大事ですが、どんな人がいるのか？どんな人とおつきあいできるのか？に注目してみてはいかがでしょうか？
あなたの財産になっていくのですから。。。

整体開業物語～調べれば調べるほど迷っていく泥沼に

こんにちは。整体で開業した方のために「実体験」をお届けしている「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

たった１日のセミナー受講で習得した技術で、３０年来の腰痛に苦しむ母が改善したことにはかなり驚きました。
カイロ技術やその他自然療法でも改善できなかったんですから。
未熟ではありましたが、日々練習！と努力を重ねていたわけですから。

「おいおい、この調子では、学校を卒業して即開業、即稼げる、ってことかぁ？？」
と思ったのは事実。

でもね、母親1人だけでしょ。良くなったのは。
他にも改善例がなくては、いまひとつ自信が持てない。

そこで数人の友人に私の技術を受けてもらったのです。

結果は？

母ほどの反応（改善）はなかったのです。
（今は、なぜ改善させられなかったか理由がわかっていますが）

悩みましたね、正直。

●３０年、腰痛で苦しみ続けた母親が改善している事実
●痛みの軽い友人たちには改善を実感してもらえなかったという事実
●お金がない！という事実
●すでに退職していたから金を貸してくれる銀行がないという事実

ああ、どうしよう！

今日の私からの一言
「事実を積み重ねれば積み重ねるほど袋小路に入ってしまうこともある」
まだ修練も重ねていない状態で決断するには、重要なことがあるものです。
それはまた次回に・・・・・

整体で開業物語～学んだ技術で３０年来の腰痛に苦しむ母に施術

こんにちは。「整体を仕事にしたい人相談室」主宰の笠井です。

１日の技術セミナーを終え、帰宅するとその場で３０年来の腰痛に苦しむ母に施術。
（注）右写真は、当院の患者さんです。母親ではありません。

その結果・・・・なああんと、痛みが大幅に薄らいだのです。

ここで・・・・
「まさかぁ・・・・そんなことあるわけない！」
と思っているあなた。
そうです。私もそう思ったのです。

念のため、母の状態を正確に書き記します。

・・・・・・・・
60歳だった母は、10歳のときに幅跳びの着地に失敗。　　
腰の骨を折りました。
数ヶ月にわたるギブス生活を送ったものの、その後痛みは取れたそうです。
しかし出産を境に状況は悪化。
痛みをごまかしながら生活してきましたが、55歳あたりから歩くのが厳しくなり、整形外科に通う以外は家に閉じこもってました。
結局、整形外科での成果はなく、ウン十万円もする治療器具を購入し、最初は調子が良かったものの、いつの日にか逆に痛みが増してきて、八方ふさがりの状態でした。
かなりあきらめのキモチが心を覆っていたようです。
・・・・・・・・

カイロでもその次の学校の手技でも母は練習台にはなってくれましたが、芳しい成果はなかったのに・・・・

それがたった1日の技術セミナーで得たスキルで大幅に痛みが改善！

私は覚えた技術を毎日のように母に施術しました。
良くなって欲しい気持ちで一心不乱に。

たった１日の技術セミナーで習得した技術です。
今とは比べモノにならない下手な整体師です。

でも結果がでていました。
治療器具と違い、母は、日に日に改善を感じ取っていました。

今日の私からの一言
「下手な技術でも気持ちを入れて施術」
下手だから、新米だからと逃げ道をつくってはいけません。

整体独立物語～家内の一声がやる気にも絶望にも・・・・

ある学校で整体院の学校に通いながらも・・・
でも、「今、方向転換しないと大変なことになるぞ！」と心のどこかで思いはじめた頃。

そんな迷いを悟って、ネットをくまなく調べてくれていた家内が、ぽつりと一言。
「そういえば、この学校ってどうなの？」

天の声は、家内の口を借りて聞こえてきました。

「うーん。１日だけのセミナーがあるらしい」と私。
信じ切れていない私は、家内の一言がほしかったのでかもしれません。
「行って来たら？」と家内。

「たった１日のセミナーで何ができるのかな？」
あたり前のことかもしれませんが、そんな疑問を払拭できないまま、セミナー会場へ。

参加者２名に講師２名。
手取り足取りの指導には、かなり感動しました。

今思えば・・・・・・私の「指導に手を抜けない性格」も、この時、熱い指導を受けていたからかも・・・・と思えます。

セミナーを終え、帰宅するとその場で３０年来の腰痛に苦しむ母に施術。

緊張しました。
でもアツイ指導を信じて、一生懸命施術しました。

それ以上に、痛みがやわらぐことを祈りました。
何しろ、今まで、どんな技術でさえも、母の苦しみを和らぐことさえもできなかったのです。
その結果は・・・・・

今日の私からの一言
「信じる人の言葉を、心から信じてみよう」
心から信じる人に、１つ高いステージに、引き上げてもらえる瞬間があるものです。

整体開業物語～勇気をもって方向転換！

ウソくさい、とおもいつつ・・・・・・
「ちょっと気になる違和感」
を感じながら読んだ『からだの学校』という名の整体業界暴露ブログ。

いつのまにか
「やっぱり、今、習っている技術で独立するのは簡単ではないぞ」
と、思いはじめてました。
いや、前から「この学校じゃダメだ」と思っていたけれど、認めたくなかっただけなのかもしれません。

でも、正直言って、
『からだの学校』ブログを鵜呑みにして
『からだの学校で』学ぶ気にはなりませんでした。

でも、「今、方向転換しないと大変なことになるぞ！」と心のどこかで思ったのでした。
そこで、私はイチから学校選びを開始したわけです。
家内に頭を下げて工面したすでに支払った１００万円を超えるカイロ学校の授業料のことなどほとんど忘れかけて・・・・・・。

今日の私からの一言
「勇気を持って方向転換しよう！」
あなたのカンは正しいのです。